笠は3位に終わり「古閑先輩の前で勝ちたかった」
2012/03/18 19:18
首位に1打差と、ツアー2勝目を逆転圏内で「Tポイントレディスゴルフトーナメント」最終日を迎えた笠りつ子。だが、スタートホールの1番(パー5)を3パットとしてボギー先行。その後も2つのボギーを重ねるなど3バーディ、3ボギーと伸び悩み、通算5アンダーの3位タイに終わった。
スコアを1つ落として迎えたサンデーバックナイン。13番までパーが続き、14番では3打目のアプローチが「ガツンと強く入った」とカップを5mオーバー。痛恨のボギーとし、その後の2バーディを逆転勝利へと繋げることができなかった。「(ラウンドレポーターを務めた)古閑先輩の前で勝ちたい気持ちはすごくあった」と、笑顔の中にも後悔を滲ませた。
その古閑は、笠のプレーを厳しく評価。「勝つための流れが掴めていない。パット、パットと言っているけど、アプローチですよね。14番のボギーは本当に痛い。入れてもいいくらいのアプローチだったのに、ああいうのをしっかりと決めていかないと。(優勝した)知姫は全体的に上手。2打差だけど、技術的にはそんなもんじゃない。よく頑張ったとは思うけど、勝とうと思ったらいろいろなことをやっていかないといけない」と、同じ事務所で同郷の可愛い妹分に愛のムチを送った。(鹿児島県姶良市/塚田達也)