2011年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

ホステスプロの森田理香子、攻略はパッティングが鍵

2011/11/23 17:09
パッティングにクロスハンドグリップを取り入れた森田理香子。試行錯誤が吉とでるか!?

昨年、初出場した「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では、初日に「67」を出して単独首位発進を決めた森田。だが「あれはまぐれです」と、その後の3日間はスコアを伸ばせず23位に終わったほろ苦い思い出を持っている。

しかし、「あの時はスイングもバラバラだったし、去年の今頃よりはスイングも精神的にも成長していると思います」と今年の森田はひと味違う。ホステスプロとしての自覚も胸に「出るからには優勝を目指します」と意気込みを語った。

「グリーンを外したところはティフトン(芝)が多くて難しいけど、頑張って耐えられるようにしたいです。ショットも悪くないし、ティショットを曲げないように置くところに置いて、あとはパッティングですね」とポイントを挙げる。その言葉と予選落ちした直近2試合の成績が物語るように、鍵を握るのはやはりグリーン上だ。

そのパッティングには、今週からクロスハンドグリップを取り入れた。「いろいろやらないと」と、試行錯誤の一環ではあるが、月曜日から取り組みはじめ徐々にフィーリングもつかめてきている。クセの強い高麗(こうらい)グリーンでの戦い。その変更がどう影響するか、明日の初日に注目だ。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

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