2011年 ミズノクラシック

藍、国内シード維持にラストチャンス!

2011/11/03 16:48
今大会との相性は決して良くないが、ここ一番の集中力を見せられるか!?

今週の「ミズノクラシック」が今年の日本ツアー最終戦となる宮里藍。宮里にとっては、04年から7年間守り続けてきた日本ツアーの賞金シード権維持に向けたラストチャンスの大会でもある。

現在、国内賞金ランク69位の宮里は、例年の賞金シード獲得(賞金ランキング50位以内)の目安となる1500万円には、あと730万円ほどが必要(現在の獲得賞金は771万円)。円高の影響もあり2位の10.9万ドル(約876万円)がそのボーダーラインとなりそうだ。

とはいえ、宮里はそこまで固執している訳ではない。「(日米)両方のシードにステータスを感じていたけど、今までがうまく行き過ぎていたと思う。頑張った結果獲れたら嬉しいけど、基本はベストを尽くして結果にこだわらずにやりたい」と、目の前の一打に集中する姿勢は変わらない。

米ツアーを主戦場とする宮里にとって、地元日本での試合はホームアドバンテージが存分にある。「まだ最終決断はしていない」というものの、新パターを投入する可能性もある。「一瞬一瞬を楽しめれば、自然に結果も付いてくると思う」と、会見を笑顔で締めくくった。(三重県志摩市/今岡涼太)

2011年 ミズノクラシック