2011年 SANKYOレディースオープン

笠りつ子「古閑先輩の前で優勝を」

2011/10/06 18:07
先週の惜敗から立ち直り、普段と変わらぬ明るい笑顔を振りまいていた笠りつ子

先週の「日本女子オープン」で馬場ゆかりに1ストローク及ばず、涙の惜敗を喫した笠りつ子。6日(木)に「SANKYOレディース」プロアマ戦に出場し、“気持ちは切り替えられた?”との問いに「はい!」と、元気いっぱいの返事で答えていた。

同じマネジメント事務所で同郷の古閑美保からも、「“よく頑張った”と連絡をもらいました」と笠。その古閑が今シーズン限りの引退を表明し、現役選手としての時間も週を追うごとに減っていく中、「古閑先輩の前で優勝したいし、いっしょに優勝争いもしたいです」と、さらなるモチベーションへと繋げている。ツアー初勝利を挙げた「ニトリレディス」では古閑が欠場していただけに、その想いはひとしおだ。

先週はフェアウェイキープを最優先し、ティショットで3番ウッドを多用。持ち前の攻めるプレーを封印し、守りのプレーに徹した。しかし今週の吉井CCは、一転して広々としたフェアウェイが続きラフも短く、本来の姿である攻撃的なプレーを存分に活かせる場だ。「今回はすごく広いし、全部ドライバーでガンガン攻めていきますよ」と、活き活きとした表情で意気込んだ。(群馬県高崎市/塚田達也)

2011年 SANKYOレディースオープン