2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

宮里、有村に挟まれた川満は、1打及ばず予選落ち

2011/09/24 20:01
豪華ペアリングに気後れせずに健闘した川満陽香理だったが、1打及ばず予選落ち

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」2日目、宮里藍有村智恵という二大スターに挟まれてのラウンドとなったのは、今年プロテストに合格したばかりの川満陽香理。さすがにこのペアリングには緊張したかと思いきや、「自分のペースでできました」とにこやかに振り返った。

1番でおはようバーディを奪った後、2番(パー5)で「距離の計算を間違えて」3打目をグリーン奥のバンカーに入れると、一度で出せずに結局6オン2パットのトリプルボギーとしてしまう。それでもその後は1ボギーで踏みとどまり、通算4オーバーでホールアウトしたが、予選カットラインにはわずかに1打及ばなかった。

7月の「スタンレーレディス」から9試合連続出場となった今大会だが、その間についてもらったプロキャディから「流れが来るまで我慢していれば、バーディが来るよ」と事あるごとに言われ、この日もそれを胸に秘めラウンドしたという。

今週は決勝ラウンドへ進めなかったが、待っていれば風の強い宮古島出身で磨いた得意のローボールがいきる機会もあることだろう。近々、こんな豪華なペアリングで優勝争いする日が来ることを期待したい。(宮城県利府町/今岡涼太)

2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント