2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

藍、5年ぶりの仙台に「良い町だと思う」

2011/09/22 18:20
初日は横峯さくら、イム・ウナとのラウンド。宮里藍が5年ぶりに仙台での試合に登場

03年に高校生ながらレギュラーツアー制覇、全国に藍ちゃんフィーバーを巻き起こした「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に、宮里藍が5年ぶりに戻ってきた。前回出場した06年も優勝を飾るなど、過去4戦して2度の優勝と抜群の戦績を誇っている。

「今の私があるのは、この試合あっての話。他のトーナメントより思い入れはすごくあります」と宮里も認める。今年は3月の震災復興への想いも重なり、いやがおうにも気持ちは高ぶっているはずだ。

それでも、試合に臨むメンタル面を最重要視する宮里にとっては、いかにリラックスして心に波を作らないかが大切な要素。「(この)5年間の経験があるし、ものすごく意気込まなくても、自分らしくいられればいい」と、穏やかに試合へと臨んでいる。

そんな宮里にとっては、今季2度目の優勝を飾った「エビアンマスターズ」と今大会には共通点があるという。「エビアンではゴルフ以外のところでものすごくリラックスしていたので勝てました。仙台も5年ぶりっていう感覚がないほど自然にいられてあらためて良い町だなと思えている。同じような感覚だと思いますね」。

自分らしくいられる町。大きな地の利を感じながら、宮里が3度目の大会制覇へと挑む。(宮城県利府町/今岡涼太)

2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント