2011年 meijiカップ

連覇に挑む不動、ナイスカムバックの10位タイ

2011/08/05 18:37
後半からバーディラッシュを演じ、ナイスカムバックを果たした不動裕理

「meijiカップ」初日、ディフェンディングチャンピオンとして臨む不動裕理は6バーディ、3ボギーの「69」をマーク。首位に6打差の3アンダー10位タイと、大会連覇に向けて無難なスタートを切った。

序盤から中盤にかけてはミスが続き、苦しい展開が続いた。スタートホールの1番では、フェアウェイからの2打目がダフり気味に入るミス。ボールはグリーン左サイドの傾斜を転がり落ち、アプローチを寄せきれずボギー発進とする。さらに3番でもフェアウェイからの2打目をグリーン右手前バンカーに打ち込み、再びのボギー。8番でもボギーを叩き、一時は3オーバーと下位に沈んだ。

だが、ようやく奪った9番(パー5)のバーディから不動の猛攻が始まる。「思った以上にパットが入ってくれた」と、12番(パー5)から4m前後を立て続けに沈めて3連続バーディ。さらに16番ではチップインバーディ、最終18番(パー5)もバーディフィニッシュとし、ナイスカムバックを果たした。

9番以降の10ホールだけで、6バーディの猛チャージ。首位とは6打差と開いてはいるが、「今日できたということは、今後も可能性があるということですよね」と、笑顔で2日目以降の猛追を匂わせていた。(北海道北広島市/塚田達也)

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