「全英」帰りの不動、自然体で連覇に挑む

先週は海外女子メジャー「全英リコー女子オープン」に参戦。決勝ラウンド進出を逃し、2日（火）に帰国した不動裕理は、今週の「meijiカップ」にディフェンディングチャンピオンとして出場する。

これまで海外メジャー出場の翌週は休養に充て、国内ツアーを欠場することが多かった不動。「（連戦は）無いか、1回あるかくらい。珍しいですよね」と自身もほとんど記憶にないと話す。その分、来週からは2週間の休みを予定。大会連覇をかけ、今週に全てをぶつける。

その「全英リコー女子オープン」では、カットラインに2ストローク及ばず予選落ち。「途中まで良かったですけどね・・・まあ、こんなもんです。調子は悪くなかったけど、頭が悪かったです」と、2日間を振り返りながら苦笑していた。

ディフェンディングチャンピオンという立場には「あまり意識していません」と不動。08年大会も制しているコースとの相性に対しても「あまり思ったことはないですね」と気持ちは至ってフラットだ。先日、婚約が発表されてから間もない中、「（変わったことは）何も無いです」とこちらもサラリ。その名のごとく、何事にも動ずることなく自然体で後半戦の幕を開ける。【北海道北広島市／塚田達也】