古閑、続く体調不良への悩み
2011/06/30 17:40
3週間前の「サントリーレディス」初日、スタート直前にめまいを訴え、そのまま欠場を余儀なくされた古閑美保。翌週の「ニチレイレディス」では予選落ちを喫すなど、心配が深まる中で1週間のオープンウィークを迎えた。
「体調があまり良くなかったので、熊本に帰ってゆっくりしていました」と古閑。クラブはあまり握らず、体調の回復に時間を費やしたという。そして迎えた、今週の「日医工女子オープンゴルフトーナメント」。開幕前日の30日(木)にプロアマ戦をラウンドし、「体調は大丈夫だと思います」と元気な姿を見せてくれた。
しかし、その表情からは以前までの覇気がうかがえない。「ここ最近ずっと、手首や貧血など体調面で悩まされている。まずは、体調を整えること。今の状況を受け入れて、それに応じてやっていくしかない」と、どこか不安げ。練習量も、賞金女王を手にした08年と比較して「半分くらいに減らしている」という。「今の状況では、18ホールをしっかりやりたい気持ちだけが強い。成績はその次です」と、力なく話した。【富山県富山市/塚田達也】