横峯さくらは開幕戦に照準「一番大事」
2011/03/01 18:57
先週行われたアジアン女子ツアー「夢屋ドリームカップ」で1-2フィニッシュを果たした横峯さくら・瑠依の姉妹が、今季開幕戦を控えた琉球GCで仲良く練習ラウンドを行った。
今季、賞金女王奪還宣言をしている横峯は、米国女子メジャー第1戦の「クラフトナビスコチャンピオンシップ」も不出場の意向を表明。シーズン序盤は体調を考慮して、国内ツアーに専念する腹づもりだ。
今シーズンオフは100ヤード以内を重点的に調整し、ウェッジもこれまでの52度-58度の構成から、56度―60度へと変更した。期待されるのはパー5でのバーディ率アップ。昨年までは58度でのフルショットの距離(80ヤード)を残すマネジメントが多かったが、「今年は50ヤードから60ヤード、70ヤード(をバーディチャンスにつけること)が出来てきている」と、バリエーションの広がりに手ごたえを感じている。
今季開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」には、米ツアーから宮里藍、申智愛をはじめ多くの強豪選手が参戦する。「開幕戦が一番大事ですからね」と、去年のアン・ソンジュの勢いを目の当たりにした横峯は、気を引き締める。
「良いスタートダッシュが切れたらいいです。今までは順位を気にしていたけど、今年は勝ちにこだわりたい。その分プレッシャーも掛かるけど、それをプラスに変えられるように出来ればいいと思います」と、強い言葉で大会への意気込みを語った。