世界4位のヤニ・ツェン、日本のメジャーでも存在感
2010/09/30 19:41
今年の「日本女子オープン」には、宮里藍を含めて世界ランクトップ10の選手が4人も出場している。開幕前から話題を集めていたのが、1位の宮里に次ぐ4位のヤニ・ツェン(台湾)だ。今年は海外メジャー2試合を制すなど、これまで3つのメジャータイトルを獲得。今大会も目玉選手の1人として迎えられている。
そのヤニが5バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容ながらアンダーパーで終え、1アンダーの6位タイと上位フィニッシュ。首位に3打差と、まずまずの立ち上がりを見せた。
自身も「このコンディションの中で、今日の1アンダーは良い方だと思います」と納得の表情。ティショットを曲げてラフに打ち込む場面が目立ったものの、飛距離のアドバンテージを活かす持ち前のプレースタイルでバーディを量産した。このまま日本のメジャータイトルも奪い去ってしまいそうな、大きな存在感を醸している。