藤田幸希、2位に4打差で決勝ラウンドへ!
2010/09/10 19:04
国内女子ツアーのメジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権競技コニカミノルタ杯」の初日に5アンダーの単独2位につけた藤田幸希。2日目もスタートの1番で上り6mのバーディパットを沈め、順調な立ち上がりを見せた。
初日は長いバーディパットが数多く決まりスコアを伸ばしたが、この日はショットがさらに冴えてバーディチャンスを迎える。5番で1.5m、7番も1.5m、そして8番パー5は10mのロングパットも決めてスコアを伸ばした。
後半に入ると11番でピン横5mのバーディパットを決めて通算10アンダー。この時点で2位に7打差をつける独走状態となった。しかし、最終18番パー5で、2オンを狙った2打目がわずかにグリーンに届かず池ポチャ。36ホール目にして初のボギーを叩き通算9アンダーでホールアウトした。
「最後はもう少し左を狙ったんですけど、無意識にピン方向を狙っていましたね」と舌を出す藤田。「でも、このコースで2日間ノーボギーなんてありえないですよね。逆に吹っ切れたというか、少し気が楽になりました」と話す。
この2日間、藤田は深いラフに苦しむことがなかった。「私のスイングは男子プロに近くて、上から打ち込むタイプなので多少のラフは気にならないんです」という。それは、高校時代から父親が、兄と同じように力で飛ばすスイングを藤田にも叩き込んできた賜物。
そして、グリーン周りのラフも、藤田が得意とするロブショットで難なく対応している。今大会はメジャー戦のため、4日間競技となっているが、残る2日間も同じようにラフの対応をできるのだろうか。まずは、3日目にどこまでリードを広げられるかが鍵だ。