2010年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント

9位の大山志保、裸足で賞金5億円突破!

2010/09/05 17:13
後半は足が痛くて裸足で歩いていたという大山志保

国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」の最終日、最終組の1つ前でラウンドした大山志保が最終18番でパーセーブした瞬間、まるで優勝でもしたのではと錯覚するような拍手が沸き起こった。

通算7アンダーの9位タイ、最終日はスコアを伸ばすことは出来なかったが、1年ぶりのツアー復帰でトップ10入りを果たした大山は「今日が一番拍手が多かったし、楽しかった」と、この日も満面の笑みを浮かべてクラブハウスに引き上げてきた。

試合を迎える前は、今季の残り試合数を考えるとシード獲得は難しいと思うと話していた大山だが「思った以上に出来て、トップ10入りを果たせたので、次週はもっと上を目指したいし、やはり優勝したいという気持ちが沸いてきました」と、ツアーで戦えるという自信を完全に取り戻した。今大会25位以内に入れば達成が決まっていた生涯獲得金額5億円も突破。これからも賞金を積み重ねる覚悟だ。

そんな大山だが、クラブハウス内ではゴルフシューズを脱いで裸足(ソックスだけ)で歩いていた。「今日は足が痛くて、後半はショットの時とテレビに映る18番以外は裸足で歩いていました」と言う。

怪我からの復帰間もない大山は、通算4ラウンドで試合に挑んだが、新しく履いたシューズがなじんでいなく、靴擦れで足を痛めてしまった。「初めて裸足で芝の上を歩きましたが、気持ちいいですね」と笑う大山。しかし明日には、次週開催される「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」出場のため、奈良県のグランデージGCで練習ラウンドを行う。

今回3日間戦って左ひじは問題ないという大山だが、次週に向けては新たな難題「靴擦れ」対策をしなくてはならない。次週はメジャー大会のため4日間競技となるが、足が痛くならないようなシューズが見つかるのだろうか。

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