首位の森田、替えたパターが相性ピッタリ!
2010/05/21 17:32
初日から熾烈なバーディ合戦が演じられた「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」。その中で単独首位に立ったのは、8バーディ、1ボギー、自己ベストを2ストロークも更新する「65」をマークした森田理香子。開幕戦、2戦目に続き、今シーズン3度目となる首位発進となった。
森田といえば“飛ばし屋”というイメージが定着しつつあるが、この日冴え渡ったのはパッティングだ。1番で5メートルを沈めてバーディ発進とすると、5番から8番にかけて3メートル、3メートル、5メートル、1.5メートルを沈めて4連続バーディ。微妙な距離を次々と沈め、パットが首位発進の原動力となった。
聞けば、今週の水曜日から替えたミズノのパター『MP クラフト S103』が完全にフィットしたという。「(木曜の)プロアマで使った時には入らなかったけど、感触が良かったので使おうと思っていました」と森田。これまではパターを固定できず、「エースパターが決まらずに悩んでいた」と漏らす森田だったが、「安心できるパターが欲しいと思っていたところで、良いパターに巡り合えました。こういう感覚はドライバーやアイアンではありましたが、パターでは初めて」と絶賛していた。
初優勝への期待も高まる森田だが、「(優勝争いには)まだ慣れていいないです」と苦笑。最近は優勝争いをしているシーンが夢に出てくるという。「でも、優勝をする前に起きちゃうんですよね・・・」。夢の中でも成し得ていない初優勝に向け、「明日からもどんどん攻めていきたいと思います」と強い意気込みを示していた。