有村、昨シーズンの自分と比較してショットが復調

「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」は、ブリヂストン契約プロの全員がホステスプロとして迎えられる一戦。中でも一番の注目は、今季1勝を挙げて賞金ランク4位につけている有村智恵だ。「この時期に優勝したい、と思える大会があることは有難いこと。（地元開催の）ミヤギテレビ杯のように、しっかり優勝をしたいという気持ちを持って臨みたいです」と、モチベーションも高い。

ここまで数字的には申し分の無い有村だが、ゴルフの内容には納得していない様子。特に「ドライバーが振れていない」というショットの状態に不満があり、「昨年の良かった時の状態に戻したい」と、自身の中では試行錯誤が続いていた。

今週始め、「ショットが一番良かった時」と話す自分のプレーを見直した。通算20アンダーで独走優勝した、昨年の「大王製紙エリエールレディス」。最近の自分のスイングと比較して、「あの時より、今はトップの位置でクラブが下がっていた」事に気がついたという。「イメージしてスイングしたら、ショットが良くなってきた」と、今週は確かな手ごたえを掴めているようだ。

「今週は、去年の状態に戻す良いきっかけにしたいですね」。大事な一戦で、自らも納得のできるプレーを披露することができるか。