吉澤柚月は全英女子を制した桑木志帆に脱帽 「大舞台でできるのはすごい」
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前(13日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6590yd(パー72)
前週「北海道meijiカップ」でツアー初優勝を挙げた吉澤柚月に浮かれた様子は一切なかった。「特に(気持ちの)変化はないです。すぐ次の週が来ちゃうので、浮かれたり余韻に浸っている暇もない」と、新たな気持ちで軽井沢に乗り込んだ。
シーズンのはじめはQTランク76位だった。限られた出場機会で結果を残し、6月の第1回リランキングは2位につけた。優勝前週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で今季初の予選落ちを喫したが、それもプラスに働いたという。「調子が悪かったわけじゃないけど、グリーン上で苦戦してしまった。予選落ちは悔しかった。でも、こういう経験も必要なんだろうな」と、悔しさをバネに初タイトルをつかんだ。
水曜日は1学年上で仲良しの桑木志帆と練習ラウンドをともにした。桑木が制した「AIG女子オープン(全英女子)」の中継は「全部見た」と言い、国内ツアーからメジャーに参戦した日本勢の姿に刺激を受けた。「どの選手もレベルが高いのは分かるけど、1人1人の選手たちの流れを見て、“流れ”ってすごく大事だなと思った」。プレーオフでも淡々とした桑木のプレースタイルには、「自分もそっちのタイプの人間」と重ねたうえで、「それを大舞台でできるのは本当にすごい」と脱帽した。
偉業を遂げた先輩も、今週は同じフィールドで戦うライバルに戻る。「志帆さん相手だと怖いけど、志帆さんの気持ちの強さを自分も真似したい」と譲るつもりは一切ない。
初優勝から2週連続Vとなれば、2024年「KKT杯バンテリンレディス」「フジサンケイレディス」を制した竹田麗央以来、5人目となる。「まずはいいゴルフをして上位でまた戦うこと。その中で2勝目ができたらうれしい」と視線を向けた。(長野県軽井沢町/安平賢太郎)
<ツアー初Vから2週連続優勝>
西田智慧子/1990年10月「宝インビテーショナル」→「富士通レディス」
表純子/2005年7月「シャトレーゼクイーンズカップ→「スタンレーレディス」
岩井千怜/2022年8月「NEC軽井沢72」→「CATレディス」
竹田麗央/2024年4月「KKT杯バンテリンレディス」→「フジサンケイレディス」