地元の大反響に松山英樹からの祝福 桑木志帆は凱旋試合へ「プレッシャーに勝つことが大事」
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前(13日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6590yd(パー72)
「AIG女子オープン(全英女子)」で海外メジャー制覇を遂げてから初めて国内ツアーに臨む桑木志帆が開幕前日に会見を行った。「ちょっとずつプレッシャーを感じてきていて。それぐらい“すごい大会”で優勝したんだなって」。日本女子7人目の快挙から10日余り、“全英覇者”という重みがじわじわと増している。
とりわけ地元・岡山の反響は想像以上だった。帰国直後の会見など慌ただしい日程を終え、故郷で3日間ほど過ごしたという。「岡山の人からもすごくメッセージをもらったり、県庁や市役所に垂れ幕を設置してもらったりして、すごくうれしい。(地元の)お店の人にも(おめでとうと)言われました」。美容院やマツエク、両親と買い物に出かけるなど、束の間の休息を目いっぱい楽しんだ。「練習したのは本当に2日間ぐらい。あとは全然クラブも握っていなかった。逆にそれで練習の意欲が増したというか、いい休暇に心も体もなった」とスッキリとした表情で明かした。
インスタグラムのフォロワーは優勝前の約3万7000人から5万3000人まで増え、海外からもコメントやメッセージが届くようになった。大好きなラッパー『LANA』から祝福されたことに加え、「松山英樹さんがストーリーズを上げてくれたのは、すごいびっくりしました」と目を丸くする。
その分、自身に向けられる視線もこれまでとは違う。「やっぱり海外で勝った人って思われる。見られてるっていうプレッシャーもありますし、ギャラリーの人からたくさん声をかけられると思う」と打ち明けた。
全英女子を制したことで米ツアーへの即参戦も可能だったが、今季は国内ツアーを主戦場に選んだ。「(海外メジャー優勝で)800ポイントをもらえたので、年間女王に近づけたかなと思う。やっぱり獲りたい」。ポイントレースでは2位の菅楓華に759.38pt差をつけて独走態勢に。国内女王の称号を手に、満を持して海外に挑みたい。
今大会は2023年に5位につけるなど相性は悪くない。「予選通過は必ずしたいんですけど、プレッシャーを感じている部分もある。まずはプレッシャーに勝つことが大事かな」。周囲の視線も受け止めながら、全英女王としての最初の国内戦に挑む。(長野県軽井沢町/安平賢太郎)