2026年 北海道meijiカップ

同郷・同学年の快挙に「自分は何してんだ?」 小林光希は全英女子Vキャディを相棒に初優勝を

2026年 北海道meijiカップ 事前 小田亨キャディ 小林光希
初優勝を狙う小林光希と“最強の相棒”の小田亨キャディ

◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前(6日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6709yd(パー72)

小林光希は今季国内ツアー20試合に皆勤出場して予選落ちがない、ただ一人の選手だ。トップ10は6度あり、メルセデスランキングも11位という “最強の未勝利選手”。さらに前週のメジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を制した桑木志帆と同じ岡山出身で、しかも同学年だ。さぞ鼻息が荒いはずが…そうでもない。

「もちろんジュニアの頃から知ってますし、普通に話はしてましたけど、ライバルとかじゃ…。昔はもう雲の上の存在でした」。ゴルフを始めたのは11歳と遅く、その頃すでに桑木はバリバリだった。だから、自分と比較できる存在ではない。今回の全英女子も「私、あんまりテレビとかつけないので」と中継は見ず、結果で桑木の優勝を知った。「すごいと思いました。それとやっぱり『自分は何してんだ?』と思ったし」。国内女子ゴルフ界有数の“おっとり系”も、さすがに刺激は受けたようだ。

国内で結果を残し、米女子ツアー予選会を経て米国で戦い、メジャーでも――。近年はそんなルートが若手プロのオーソドックスなビジョンになった。小林は違う。「もう24歳だし、海外はあんまり考えてないですねえ。でも、メジャーに行った人に話を聞いて『スポットで出たい』と思うようになった。とはいえ、まず国内で勝たないと」と苦笑いする。

実は今週、最大級の刺激がある。帯同キャディが、桑木と全英女子でタッグを組んだ小田亨氏。昨季3試合でバッグを担いでもらい、今季は年明け早々に数試合の帯同をお願いして、今週は6月「サントリーレディス」に次ぐ2試合目。たまたま全英優勝の直後と重なった。

「そうなんです! もう全部任せて、私をその流れで連れてって~って思ってるんですよ」。キャリアも力もある若手が勝つための最後のピース。イングランドから“勝ち運”を持ち帰ったVキャディと念願のゴールを目指す。(北海道北広島市/加藤裕一)

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