「うれしかったけど、すごく悔しかった」佐久間朱莉 “盟友”桑木志帆の快挙に揺れる思い
◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前(6日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6709yd(パー72)
仲良しでライバルの同学年。桑木志帆との間柄を、佐久間朱莉はそう表現されることが多いし、実際その通りだ。その桑木がメジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を制覇した。しかも自分は通算11オーバー129位で予選落ち…。「もちろんうれしかったです。おめでとうと思った。でも、今回はそれ以上に悔しい思いが大きかったです」。国内ツアー再開前日のこの日、少し思いつめたような顔で胸の内を明かした。
メジャーには2024年、25年と全英女子のみの出場だったが、今季は「全米女子プロ選手権」を除く4試合に出た。昨季に国内で初の年間女王に輝き、メジャーをより意識して迎えたシーズン。4月「シェブロン選手権」こそ予選落ちだったが、6月「全米女子オープン」22位、7月「エビアン選手権」35位と「ある程度の手ごたえ」を得て挑んだリンクスだった。「自分も戦えるはずなのに」できなかったことがもどかしい。
「いろんな面で足りないものがはっきりしました。今回、ティショットの精度は(予選落ちした)昨年より良かったのに、そこからが…。風のジャッジだったり、下の硬さ、ランがどれだけ出るかとか、うまく対応できなかった。パットも向こうの芝に対応できなかった」と振り返った。
今後は当然さらなるスキルアップを目指していくが、心境も微妙に揺れ始めた。これまでは国内ツアーを主戦場にしてメジャーへスポット参戦するスタイルだった。それが米女子ツアー(Qシリーズ)最終予選会(11月19日開幕)に向けたスケジュールを意識して「エントリーの期限とか調べるようになった」という。一足飛びにQシリーズ挑戦と決めてはいない。ただ「私は(メジャーに)しっかりと準備して臨みたいタイプ」というだけに、軸足を海外に移すことも視野に国内ツアー後半戦に入っていく。(北海道北広島市/加藤裕一)