2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ

初優勝も残り30単位も譲れない 前週プレーオフ惜敗・神谷桃歌のキャンパスライフは

2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ 2日目 神谷桃歌
現役大学生プロ・神谷桃歌が2週連続の優勝争いへ

◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 2日目(10日)◇真駒内カントリークラブ 空沼コース (北海道)◇6700yd(パー72)◇雨

神谷桃歌は今シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の予選で同組となった稲垣那奈子にしみじみ言われたそうだ。「ここまで頑張ってきたなら卒業してね。絶対に卒業した方がいいから!」――。中京大のスポーツ科学部で学びながらツアーを転戦する現役大学生プロへ、早大スポーツ科学部を卒業した“先輩”による実感たっぷりのアドバイスだった。

神谷は愛知・南山学園聖霊高3年時に一度プロテストに失敗した。「でも、受かっていても落ちていても、大学に行こうとは決めていたんです」。長い人生におけるセカンドキャリアを見据え、身体や栄養について学び、知見を広げる必要性を感じていた。

2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ 2日目 神谷桃歌
6バーディ、1ボギーの「67」

プロゴルファーとしての転戦生活とキャンパスライフの両立はとにかく忙しい。3日間大会に臨む週の月曜日などは、実際に大学まで足を運べる貴重な時間。練習日に遠征先のホテルへ戻ってオンデマンドの授業を受けることも珍しくない。卒業論文のテーマにも生かせそうなプレー中の補食と血糖値の相関を調べるため、測定機器をつけてデータを収集しながら練習ラウンドを回ることもあるという。「いま94単位を取っていて、(卒業まで)残り30単位なんです」とはっきりゴールが見えてきた。

2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ 2日目 神谷桃歌
ツアー転戦とキャンパスライフを両立

トレーニングや腰のけがの予防に対する知識は、トレーナーを帯同せずに連戦を乗り切る上で、大いに助けとなっている部分。試合でなかなか結果を出せずにいた中で、前週「資生堂・JALレディスオープン」でツアー最多7人によるプレーオフまで残ったことが間違いなく自信にもなった。「もちろん(負けて)悔しかったですけど、優勝もできなくはないんだと自分で思えるようになりました」

「67」を並べ、首位と4打差の通算10アンダー2位で大会を折り返した上々の予選ラウンド2日間も「先週があったからかなと思います」と笑みがこぼれる。「あした、あさってもアンダーでしっかり自分のゴルフができたら、結果は…何でもよくはないですけど、優勝だったらいいな、みたいな感じです」。大学でもコースでも、コツコツと積み重ねてきたことは決して裏切らないはずだ。(札幌市南区/亀山泰宏)

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