2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ

「心苦しかった」ホステス大会3年連続予選落ち 阿部未悠が地元で恩返しへ好発進

2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ 初日 阿部未悠
阿部未悠が悔しい思いを重ねてきたホステス大会で上々のスタート

◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 初日(9日)◇真駒内カントリークラブ 空沼コース (北海道)◇6700yd(パー72)◇曇り(観衆1347人)

阿部未悠は、5年連続6度目の出場となる本大会で過去一度も決勝ラウンドに進んだことがない。2022年8月にミネベアミツミ株式会社と所属契約を結び、ホステスプロとして臨んだ23年からの真駒内CC空沼コースでの“3連敗”はひときわ「心苦しかった」と振り返る。プレッシャーをかけまいと優しく接してくれるスポンサー関係者、予選落ちを気遣って恐縮しながら取材に来てくれる地元北海道のメディア…。「ことしこそ頑張ろう」と改めて自分で気合を入れた。

2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ 初日 阿部未悠
ショットもジャッジも冴えた「69」

体調不良やぎっくり腰からの回復直後など、これまではノーマルな状態でこの試合に臨めたことがなかったという。「『この一週間だけ何とかなれ!』って思いながら…」。願いもむなしく、甘くない現実に打ちのめされてきた過去3年とは違う。

「今シーズンを通して、ショットがいいことが多いので対応できた。過去3年がホントに振るわなかったので、きょう一日いいプレーを見せることができて良かった」。オフから森守洋コーチに師事して取り組んできた再現性の高いスイングで再三チャンスメークして4バーディ、1ボギー。「惜しいのを2、3個くらい外しているので、何ならもうちょっと獲れたはず」と余力を残す3アンダー「69」の12位で初日を終えた。

2026年 ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ 初日 阿部未悠
まずは予選突破を。もちろん狙うのはツアー2勝目

地元北海道の慣れ親しんだ洋芝ながら、「ここは過去、ドローヒッターしか勝っていないコースですから」。小祝さくら川崎春花内田ことこと続く直近3大会の優勝者とは対照的に、自らは紛れもないフェードヒッター。それでも、同じようにドロー有利と言われるシーズン最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の舞台・宮崎CCで昨年は3位に入った。「ちょっと打ちにくいホールもありますけど、去年のリコーだったり、戦えている週もある。諦めずに頑張ろうと」

持ち球こそ違っても、小祝と内田の北海道勢が遂げた地元Vの“系譜”を自らにもポジティブに当てはめていきたいところ。「もちろん続きたいですけどね」と言ってから、「道産子だからというよりは、自分のキャリアとして2勝目を目指したいところですし、それがこの試合で叶えば本当にうれしい」。恩返しの残り54ホールを見据えた。(札幌市南区/亀山泰宏)

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