北海道出身・政田夢乃が突然の告白「体温が低くて…」夏先取りの暑さに負けず初V射程圏
国内女子◇Sky RKBレディスクラシック 2日目(16日)◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡)◇6490yd(パー72)◇晴れ(観衆2824人)
最高気温27.9℃の夏のような暑さでも、北海道出身の政田夢乃はさわやかにスコアを伸ばしていった。4バーディ、1ボギーの「69」でまとめた一日の自己採点は「3パットとか悔しい部分もあったので、80点くらいです」と振り返る。通算8アンダーで首位を2打差で追って最終日へと向かう。
体力を削るような暑さも、政田はへっちゃら。「暑さは平気。結構、体温が低いので冬の方が厳しくて」と突然の告白をした。平熱は35度台で、むしろ冬のほうがクラブを握る手がかじかみ、感覚がなくなって苦労するのだという。確かに、優勝争いをして自己最高成績の2位に入った24年の「NEC軽井沢72」は8月開催。昨季6位の「ミネベアミツミ レディス」は7月で、4位の「ゴルフ5レディス」も9月開催だった。夏先取りの暑さは、むしろ歓迎だ。
2番(パー5)で3パットのボギーが先行も、5番(パー5)、6番の連続バーディで取り返す。この日は実測128ydに設定された12番(パー3)では、PWで左サイドからの風に乗せてもう少しでエースという会心の一打も披露した。前週は予選落ちも、感触自体は決して悪くなかった。「マネジメントミスというか、ショットの一つ一つは良かった」。週末は練習場に出向いて距離感を再確認し、優勝争いへとつなげている。
念願のプロ1勝目を狙う25歳。今季レギュラーツアーでは、ここまでの9試合で初優勝者は出ていない。「優勝争いの位置でも回ったし、下から追い上げたり、いろんな位置で回って経験をしてきた。しっかりと自分のプレーをすることを1番の目標にしたいかなと思います」。アップダウンのある丘陵コース・雷山GCは、ジュニア時代から練習してきた札幌市の手稲山の中腹にあるゴルフ場に似ていて「好きなコース」ともいう。暑さ、コース、経験。そのすべてを味方に、初勝利に挑む。(福岡県糸島市/中村文香)