新1Wにも手応え 佐久間朱莉は難コース&コンディションで唯一のノーボギー
2026/03/20 19:30
◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント 初日(20日)◇紫CC すみれC(千葉)◇6731yd(パー72)◇雨(観衆4275人)
前日とは打って変って冷え込んだ激しい気温の変化にも、昨季年間女王の安定感に変わりはなかった。「ほんとに寒くてタフなコンディションだったんですけど、ノーボギーでプレーでき、いいラウンドができた」。難関コースで知られる紫CCをボギーなしで回ったのは108人の選手の中で佐久間朱莉ただ一人だった。
スコアだけ見れば「上出来でした」と語るものの、決して余裕だったわけではない。前半4番(パー5)でバーディを奪い、1アンダーで折り返した直後の10番で最大のピンチが訪れる。「セカンドが(グリーンの)右手前に外れてしまって、そこからのアプローチが2、3mぐらいショートしてしまった」としながら、精度の高いショートゲームでしっかりパーに抑え、ツアー屈指の堅実さを見せた。
難度が2番目に高かった13番で唯一のバーディを奪うと、「私の中では1番難しいかなって思う」と開幕前から警戒していた17番(421yd)もバーディでスコアを伸ばした。難所攻略の要因のひとつに、ドライバーをピンの最新モデル「G440 LST」に替えたことを挙げる。「だいぶいい感じで、距離もちょっと出てるんじゃないかな」。17番ではアゲンストの風が吹く状況で残り161yd地点まで運び、より実感が高まった。
開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で優勝、2戦目「台湾ホンハイレディース」では2位につけるなど申し分ない滑り出し。「まだちょっと右に行くミスがあったりとかするので、そこは今から修正したい」と足早に練習場へ向かった。理想のプレーは、まだ先にある。(千葉県野田市/安平賢太郎)