竹村真琴「泣かないと決めていたので…」
2010/03/12 16:53
2010年のルーキー選手中、もっとも多くのカメラマンを引き連れている竹村真琴。昨年のファイナルQTを8 位という好成績で通過し、レギュラーツアーでのブレイクに期待が掛かるが、開幕戦は予選落ち、そして第2戦の「PRGRレディスカップ」でも初日を99位タイ発進と苦しい戦いが続いている。
練習場では良いショットが打てているというものの、コースに出ると多くのショットが左へと曲がってしまう。「修正点は分かっているのですが、出来ないです…」。竹村は唇を噛んだ。
「両親も来ているし、スポンサーさんもついてくれているので、早く結果を出さないといけないと思ってしまう。こんなことがプレッシャーとは言っていられないのですが…」。19歳のプロが見えない重圧と折り合いをつけていくには、もう少し時間が掛かりそうだ。
この日も1番、2番を連続ボギー発進とすると、前半は「42」。泣きそうになったという竹村だが、「泣かないと決めていたので、ぐっと堪えました」と、懸命にプレーを続けた。「早く試合の雰囲気に慣れていきたいです」。必死の戦いは続いていく。