2025年 ニチレイレディス

ボールが木にめり込む悲劇… 渡邉彩香は痛恨トリから巻き返しへ

2025年 ニチレイレディス 2日目 渡邉彩香
渡邉彩香は最終18番(パー5)で悲劇的トリプルボギー

◇国内女子◇ニチレイレディス 2日目(21日)◇袖ヶ浦CC新袖C(千葉)◇6594yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆4843人)

まさに悲劇的な展開だった。通算8アンダー2位で迎えた最終18番(パー5)、渡邉彩香の放った2打目が林立する木の一本にめり込んだ。辛うじてボールは見える位置にあったが、手の届く高さではない。「(木に)乗っちゃったとかはあったけど、刺さるのは初めて」と予想もしない状況に陥った。

左に逸れたドライバーショットが林へ。2打目が木にめり込んでアンプレヤブルとし、6オン2パットのトリプルボギーをたたいた。「(2打目は)狙ったところよりもだいぶ右に行ってしまった。木に刺さった驚きよりは、もう少し警戒しなくちゃいけなかったミスだな、という感情が大きかった」と一打でスコアを崩したことが悔しい。

後半10番までに6バーディを重ねながら、後半に4つ落として「71」。首位に7打差の通算5アンダー5位で最終日を迎える。

2025年 ニチレイレディス 2日目 渡邉彩香
3年ぶりの勝利をあきらめない

2023年シーズンにシードを喪失し、昨年に復帰。競技を離れることも考えた状況から立て直し、目指すのは22年「ほけんの窓口レディース」以来のツアー6勝目だ。「昨日の18ホールと、今日の前半9ホールはすごく良かった。自信になるプレーもあったので、あんまり悲観しすぎずに」と視線を前に向ける。「今日の前半のようなプレーができれば、まだまだビッグスコアも出せる」。あきらめるにはまだ早い。(千葉市若葉区/合田拓斗)

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