2025年 ブリヂストンレディスオープン

年間タイトルと海外メジャー挑戦 「けっこう悩んだ」河本結の答え

2025年 ブリヂストンレディスオープン 事前 河本結
来週に「全米女子オープン」を控える河本結。弾みをつけて渡米したい

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 事前(21日)◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6642yd(パー72)

来週29日(木)開幕のメジャー第2戦「全米女子オープン」(ウィスコンシン州エリンヒルズ)に続き、6月に控える第3戦に出場という朗報が届いた。河本結は20日(火)、自身のSNSで「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」(テキサス州フィールズランチ イースト)の出場権を得たことを報告。世界ランキングによる資格が河本(67位)まで下りてきたことで、5年ぶり2回目の参戦が決まった。

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河本は全米女子オープンについて、「日本とは戦い方が違うし、難しいセッティングなので、刺激を求めに行く感じ」と表現する。一方で、全米女子プロのほうが「難しいイメージ」と言う。「PGA(PGAオブ・アメリカ)が共催することもあって、セッティングが長いしアンジュレーションもすごい。さらに上の段階が求められ、自分の技術を試せる。学びにいく感じですね」と話した。

米ツアールーキーとして臨んだ初挑戦の2020年大会は48位。ちなみに全米女子オープンも、過去2回の出場で20年は60位、24年は39位といずれも予選通過を果たしている。

2025年 ブリヂストンレディスオープン 事前 河本結 稲見萌寧
稲見萌寧と談笑。表情明るく開幕へ

20年に米ツアーに本格参戦した河本だが、志半ばで翌21年から主戦場を国内ツアーに戻した。以降、再挑戦は見送っており、今季も日本でのプレーに専念する予定だ。「年間女王」を目標に置くシーズンにおいて、メジャーへの出場が少なからず国内ツアーを犠牲にすることについては「けっこう悩んだ」という。

それでも海を渡るのは、「ゴルフが上手くなりたいし、プロゴルファーとして強くなりたい」という強い気持ちの表れだ。「それらを求めるのなら(メジャーは)絶対に欠かせない。メジャーに行けるところは、ぜんぶ挑戦したい」と力強く言葉にした。海外メジャーで好成績を残せば、女王を目指す国内ツアーのポイントランキングにも加算される。

渡米前に臨む今大会は4年連続5回目の出場。当地で行われた19年、別コース開催(千葉・袖ヶ浦CC 袖ヶ浦コース)の24年で2位と惜敗を重ねてきた。今週開幕を前にショットの調子は上々で、「先週の日曜(スコア68)に“つかんだ”感じで、やっと優勝争いができる自信が湧いてきた」と雪辱への準備は十分。2年ぶりのタイトルを手土産に、自らを高みへと導く大舞台に乗りこみたい。(愛知県豊田市/塚田達也)

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