2025年 KKT杯バンテリンレディスオープン

有村智恵は驚きの“最年少” 不動裕理・横峯さくらと初日同組に「誰かバーディとったら踊りましょうか?」

2025年 KKT杯バンテリンレディスオープン 事前 有村智恵
自分が“最年少”という事実に驚く有村智恵

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 事前(17日)◇熊本空港CC(熊本)◇6565yd(パー72)

出産からツアー復帰2試合目。開催地が地元・熊本で、冠スポンサーが長年世話になっている「興和」。有村智恵には頑張る材料が盛りだくさんだが、仰天サプライズまであった。

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初日のペアリングが48歳でツアー50勝の不動裕理、39歳で23勝の横峯さくらと同組になった。「ヤマハで穴井さんが最年少って話を聞いて“そんなことあるんだ”と思っていたら、今回は私が最年少ですよ」。2週前の復帰戦「ヤマハレディース」で36歳の穴井詩、39歳の藤田さいき、42歳の全美貞(韓国)の最終日最終組に驚いていたら、ツアー14勝で37歳の自分が他人ごとではなくなった。

「不動さんと “誰かがバーディとったら、みんなで踊りましょう”なんて話したんです」。もちろん踊りはしないが、興奮気味なのは自分だけではないだろう。「最近のファンの方たちはさておき、昔ながらのファンの方は楽しめますよね」。実際、初日のペアリングを見た母親が「行くつもりなかったけど、この顔ぶれは見ないと」とコースに来ると言い出した。

いろいろな意味で注目が集まる復帰第2戦。「ヤマハのときのように、そわそわしなくなりました」というものの、2023年の今大会以来、約2年ぶりのツアー競技だった「ヤマハ―」で想定外の疲れ、体の張りを感じた。「コンディショニングが一番の課題」と本格復帰に取り組むべき課題は多いが、プレー自体は楽しくて仕方がない。

熊本空港CCはジュニア時代に何度もラウンドし、アマチュア参戦を含めて出場20回目。知り抜いたコースを「ここは飛距離より、ショットのコントロールを求められる。その意味では自分の武器で戦うところ」と説明する。歩けるようになった双子の子どもたちも“ツアー初観戦”を予定。“最年少”のママさんプロはワクワクしながら初日を迎える。(熊本県菊陽町/加藤裕一)

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