プレーオフで山下和宏（右）を下した安田祐香

兵庫県ゴルフ連盟が主催するプロアマ混合のアンダーハンディオープン競技「のじぎくオープン」が12月4日（水）から2日間、チェリーヒルズゴルフクラブ（兵庫県三木市）で行われた。通算7アンダーで首位に並んだ安田祐香とシニアツアーでプレーする51歳・山下和宏とのプレーオフの末、1ホール目にバーディを奪った安田が大会初優勝を飾った。

兵庫県神戸市出身の安田にとっては、1年に1度、ジュニアの頃からお世話になった方々と再会できる「恩返し」の場でもある。3度目の出場となった今年、9月にレギュラーツアー初優勝を挙げた安田には、開幕前から多くの祝福の言葉が掛けられた。

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優勝で気付いたのはメンタルの大切さ。この日もプロになって初めてというプレーオフで「緊張した」というものの、10mのバーディパットを見事に沈め「成長した姿を見てもらえたのがうれしかった」と喜んだ。

土城大会会長と安田祐香を囲む兵庫県ゆかりの女子プロたち

ツアーはつかの間のオフに入るが、1月からはゴルフ合宿も始まる予定。来季に向けてはパーオン率の向上を課題に挙げ「スイングを安定させたい」という一方、12月中は「いろいろやりたいこともできたら」とリフレッシュにも前向きだ。その1つは、北海道へのスキー旅行。「小さい頃は毎年スキーをやっていたので滑れるし、雪質が良いと聞いたので」というのが理由。「割と自然が好きなんです」と微笑んだ。

＜最終成績＞
優勝／―7／安田祐香（プレーオフ）
2位／―7／山下和宏
3位／－6／野上貴夫
4位／－3／斉藤裕子
5位T／－2／秋葉真一 ほか