国内女子 メルセデスランキング
永井花奈が首位に浮上 吉田優利10位 横峯さくらが急浮上/国内女子最終QT3日目
◇国内女子◇QTファイナルステージ 3日目(28日)◇葛城GC宇刈コース(静岡)◇6454yd(パー72)
秒速7.6mの強風(正午時点)により全体的なスコアも荒れ模様となり、アンダーパーで回った選手はわずか13人。その一人、ツアー1勝の永井花奈が3位スタートから3バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、通算7アンダー単独首位で最終日を迎える。
<< 下に続く >>
永井は今季年間ポイントランキング81位で保持していたシードを喪失。来季1回目のリランキング出場までの目安となる「QTランキング35位前後」を目指し、104人のフィールドで唯一アンダーパーを3日連続で並べた。
通算5アンダー2位に首位から一歩後退した森井あやめと、11月のプロテストに合格した入谷響。通算4アンダー4位に篠崎愛、ともにツアー1勝の小滝水音とサイ・ペイイン(台湾)が続く。
森井と同じく首位から出たセキ・ユウティン(中国)は「77」とスコアを落とし、通算2アンダー8位に後退。次週に米国女子ツアーの最終予選会(5~9日/アラバマ州マグノリアグローブGC)を控える吉田優利は「72」にまとめ、19位から通算1アンダー10位に浮上した。
以降のプロテスト合格組では、2位通過の都玲華が1オーバー17位、元ナショナルチームメンバーの荒木優奈と六車日那乃が3オーバー32位、吉田優利の妹・吉田鈴は4オーバー48位。
ともに68位から出たツアー通算23勝の横峯さくら、国内メジャー1勝の三ヶ島かなは「71」と伸ばし、通算3オーバー32位と“圏内”へ。2019年以来のツアー復帰を目指すツアー3勝の大江香織は10オーバー86位。ツアー2勝でシード喪失組の菅沼菜々は14オーバー97位。ツアー18勝の大山志保は16オーバー100位と下位から抜け出せないでいる。
<上位成績>
1/-7/永井花奈
2T-5/入谷響、森井あやめ
4T/-4/篠崎愛、小滝水音、サイ・ペイイン
7/-3/下川めぐみ
8T/-2/安田彩乃、セキ・ユウティン
10T/-1/吉本ここね、高野愛姫、吉田優利、徳永歩