阪神の“アレ”に勝みなみ 8回表から「泣いて、泣いて、また泣いて」

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前（21日）◇利府GC （宮城）◇6569yd（パー72）

勝みなみがプロ野球・阪神タイガースの18年ぶりセ・リーグ優勝を喜んだ。

「試合の映像はずっと見ていた。8回表ぐらいから泣いていた。一回泣いてまた泣いて。最後また泣いて」と阪神-巨人戦（14日、甲子園）を振り返った。

9回表には7月に脳腫瘍で亡くなった、鹿児島出身で同郷の外野手・横田慎太郎さんが使用していた登場曲「栄光の架橋」も流れ、「その前から泣いていた。耐えきれなくて」。女子プロゴルフ界きっての“虎党”も思わず感極まった。

貯金35と圧倒的な成績を残す阪神を「チームの雰囲気もよかった。岡田監督も“持っている”方。それでリーグ優勝できたのでは」と祝福した。

自身は今週大事なホステス大会。この日はプロアマ戦で最終調整し、「アマチュアのときから出させてもらっている大会。高校生からずっと使っているクラブ（メーカー）の大会なので結果を残したい気持ちがある」と恩返しVとなるツアー9勝目へ気持ちを引き締めた。

主戦場とする米ツアーでは3戦連続で予選落ち中だ。次週の米ツアー「ウォルマート NW アーカンソー選手権」（アーカンソー州・ピナクルCC）に向けても復調のきっかけをつかみたい。（宮城県利府町／玉木充）