櫻井心那は1打差3位も…「チャンスなんですかね?」
◇国内女子◇CAT Ladies 2日目(19日)◇大箱根CC(神奈川県)◇6638yd(パー72)◇晴れ(観衆2800人)
櫻井心那は4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。首位と1打差の通算9アンダー3位で2日目を終えた。
出だし1番(パー5)では2オンに成功し、7mから2パットでバーディ。2番は2打目を50cmにつけて連続バーディを奪った。一報、17番(パー3)では2.5m、最終18番(パー5)は4mのパーパットを沈めた。前週の海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」の疲れが残る中、集中力を切らさなかった。
7月「楽天スーパーレディース」に続く今季3勝目を目指すが、3打差に14人が並ぶ混戦だ。
「チャンスなんですかね? でも上位がいっぱいいて、みんなトップみたいな感じだからみんなにチャンスがある」と気を引き締めた。
西郷真央は海外メジャー4試合を経て、2ヵ月ぶりの国内復帰戦で“復活V”に王手をかけた。「なかなかの傾斜に(カップが)切られていた。海外では傾斜に切られることがほとんどないので、パッティングに関してはやりづらさがあった」。2バーディ、1ボギー「71」でプレーした一日を振り返った。
この日のパット数は33。パーオンを逃したのは6、8番の2回だけ。「引きずらずにずっとやり続けて、ショットに影響することもなく、1日を終えることができて良かった」。8番でボギーをたたいたが、続く9番は1.5m、10番は50cmを決めて連続バーディを奪った。
昨年5月「ブリヂストンレディス」以来のツアー6勝目へ首位を守ったが、「きょうのようにしっかりとティショットと2打目をマネジメントしてあとはパッティングを読み切って入れられるようにしたい」。グリーン上が勝負の鍵となりそうだ。(神奈川県箱根町/玉木充)