吉田優利は全米女子＆全英女子に参戦へ「せっかくのチャンス」

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前（21日）◇カメリアヒルズCC（千葉）◇6650yd（パー72）

「せっかくのチャンスなので行きたいなと思って。状態が上がっている感じはしないが、出場権を得たので出たい」

吉田優利が2週後の海外メジャー「全米女子オープン」（カリフォルニア州・ペブルビーチGL）と8月10日開幕の「AIG女子オープン 全英女子」(イングランド・ウォルトンヒース)の出場を決めた。

「全米女子」は世界ランキング上位の資格で、「全英女子」は2週前の国内女子ツアー「サントリーレディス」を終えてのメルセデスランキング上位3人の資格で切符を手にした。2週前は渡英について「考え中でそこまでの余裕はない」と話していた。

どちらも直前まで国内ツアーを戦う予定で厳しいスケジュールには違いないが、メジャーの大舞台で戦うことを心待ちにする。

この日は練習ラウンドでインコースをチェック。前年大会は4日間を戦い抜いたが、通算12オーバーの64位と苦しんだ。

「ラフが深くて簡単に出るような感じじゃないのでフェアウェイにボールをおきたい」と注意点をあげた。前週から投入するブリヂストンの新作1W（B1 ST）には「何も問題ないし、すごく良かった」と引き続き好感触だ。

「ショット力が求められる。どれぐらいコースに追いついていけるか。4日間あるから、完璧じゃないから、いい日も悪い日もあるから、その中でのスコアメイク力を大事にしたい」

5月「ワールドレディスサロンパスカップ」以来となる今季2勝目で海外メジャーにも弾みをつけたい。（千葉県袖ケ浦市／玉木充）