原英莉花「気持ちは燃えている」 米ツアー予選会に挑戦へ

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 事前（20日）◇川奈ホテルGC富士コース（静岡県）◇6457yd（パー71）

「やっぱり挑戦したい。（世界ランキング上昇を）頑張ります。気持ちは燃えている」。原英莉花が今季の米ツアー予選会挑戦を表明した。

前週の米ツアー「ロッテ選手権」（ハワイ州・ホアカレイCC）は予選を通過して23位でフィニッシュ。「しっかりと戦略を立てて、一打一打大切にプレーできた。すごく楽しかった」と改めて海の向こうへの思いを強くした。

11月30日からアラバマ州マグノリアグローブで始まる米ツアーの最終予選会には下部エプソンツアーのランク11～35位、2次予選会（ステージ2）の上位通過者、世界ランク75位以内の選手らがエントリーできる。原の世界ランキングは137位だけに現状はステージ2（10月17日～）からの挑戦が濃厚だ。

この日はプロアマ戦で調整した。「気持ち面もショットもいい感じかなと。落ち着いてプレーできたら。イレギュラーなバウンドとかが待っているコースだと思うので、そこに対応しながらリカバリーを大事にプレーしたい」。今季の国内ツアーは5試合を戦って予選落ちこそ1試合だが、トップ3も1試合と本調子からは程遠い。まずはツアー5勝目で上昇気流をつかみたいところだ。

ハワイ滞在中には女性自身（光文社）でプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手と“真剣交際”と報じられた。

「すごいびっくり。どうしてそうなっちったんですかね。一アスリートとして応援している。見てパワーをもらっている、そんな感じです」と話すにとどめた。(静岡県伊東市／玉木充)