「悔いのないプレーを」 女王レース2位の西郷真央は新ドライバーに好感触
2022/11/12 16:54
◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(12日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)
メルセデスランキング2位の西郷真央は4バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、通算7アンダー5位で最終日に臨む。
「きのうに比べてショットが安定していた。パッティングも下りの難しいラインを決められていた」。前半5番(パー5)は235ydから3Wで右ラフへ飛ばし、20ydから“寄せワン”でバーディを奪った。
前週からピンのドライバーを投入し、今週はピン G425 LST ドライバー(10.5度)を使用した。「一番は精度。左右にブレないところ」。フェアウェイキープ率86%(12/14)と好感触だ。
「体の状態は去年よりもいい。飛距離も出ている。なるべく早めにエンジンをかけられるように。悔いのないプレーをしたい」。首位と6打差。逆転Vへ気持ちを高めた。
ランキングトップを走る山下美夢有は4連続を含む6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。首位から通算11アンダー2位に後退した。
後半16番で2mのパーパットを外して今大会初めてボギーをたたいたが、2日間のパーオン率は86%(31/36)と抜群の安定感を誇る。
今大会を制し、西郷が単独4位以下となれば、初めての年間女王に輝く。「伸ばし合いになる。いつも通りに楽しんでプレーしたい」と話した。(千葉県長南町/玉木充)