2022年 スタンレーレディスホンダ

ママになって知った“おなか”の大切さ 横峯さくらの気づき

2022/10/07 18:02
おなかにしっかり力を。横峯さくらは2アンダーで第1ラウンドをターン

◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日(7日)◇東名CC(静岡)◇6570yd(パー72)

降雨によるコースコンディション不良で中断に入る直前、横峯さくらは2連続バーディを奪った。前半8番(パー5)で2m弱のチャンスを確実にものにし、9番では17mのパットがカップイン。2アンダー暫定2位で終えた9ホールの初日は「忘れないように…と思っているんですけど、どうしても忘れてしまう」という反省の一日だった。

前半2番でボギーが先行。「意識しないと、とんでもないボールが出る」と指摘したのは“腹筋”のこと。「出産してから、おなかの筋肉がなくなってしまった。他の選手が意識しなくても入っているものが、私は意識しないとちゃんと使えていない」

昨年2月にママになってから生まれた悪い癖。それに気づき、腹筋に力を込めて打ち始めたのが前週のオフだった。「こんなに違うんだ…と実感して迎えたのが、きょう。最初の3ホールは先々週のままやってラフに行った」。開始3ホールを終えて思い出し、4番(パー3)でバーディ。「一番忘れてはいけない」ポイントだと改めて実感した。

2日目は未消化分と第2ラウンドを合わせて27ホールを回る見通し。「あしたもそこだけ気をつける感じで」。シード獲得へ好スタートを好結果につなげたい。「ガラッと天気も良くなって、伸ばし合いになりそう。獲れるところは獲って、守るところは守る。メリハリをつけたい。一打一打、丁寧にプレーしたいです」と意気込んだ。(静岡県裾野市/桂川洋一)

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