山下美夢有に「やり過ぎ」 大阪の“盟友”が記録にツッコミ

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目（24日）◇利府GC （宮城）◇6491yd（パー72）

山下美夢有がボギーなしの5バーディ「67」でプレーし、通算17アンダーで首位を守った。「前半はショットが安定していて良かったが、後半は風がでてきてショットが左右に曲がっていた」と振り返った。

出だし1番で148ydから6Iで50cmにつけてバーディ発進。4番から連続バーディでスコアを伸ばした。風が強くなった後半もノーボギーで切り抜けた。

初日に「60」をマークし、パー72での18ホールツアー最少ストロークを更新してトップ独走。この日は3位発進した1歳上で同じ大阪出身の“盟友”上野菜々子と同組だった。

「菜々子ちゃんはバリバリの関西弁。昔からすごく仲がいいんです」。ジュニア時代から競い合ってきた先輩からは記録更新に「やり過ぎ」とツッコミを受けた。

アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が持つ36ホール最少ストローク記録「126」（18アンダー、2003年ミズノクラシック）もかかっていたが、1打及ばなかった。

それでも「左右にショットがブレていましたが、それもゴルフなので。毎回いいショットを打てるとは思っていない。ミスをどういかせるかなと思うので。きょうのゴルフは100点」と胸を張った。

8打のリードを持って臨む最終日。今季3勝目＆ツアー4勝目に向けて、「スコアは考えていないが、しっかりと攻めのゴルフをしていきたい」と気持ちを高めた。（宮城県利府町／玉木充）