鈴木愛に“秘策”あり 全米女子OPへ「全部ぶつける」
2022/05/23 07:35
◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 最終日(22日)◇袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713yd(パー72)
鈴木愛は4日間「72」を並べる通算イーブンパー28位で大会を終えた。
「ショットはそんなに悪くないが、パターが入らなさ過ぎた。グリーンが合わない。4日間めっちゃチャンスについたが、ひとつも入んない」と厳しい表情で総括した。
それでも大きな収穫があった。これまでは午後スタートを大の苦手としてきたが、スタート前のショット練習とパッティング練習の間に補食を挟んだ。
「いろいろ試行錯誤したけど、ようやくいい感じに午後スタートに取り組むことができた。オーバーパーしなかったのが唯一良かった」。2日目は午後0時15分にスタートして2バーディ、2ボギーで回った。
次戦は2週後の海外メジャー「全米女子オープン」(ノースカロライナ州、パインニードルズ・ロッジ&GC)となるが、渡米前に発見した“秘策”が米ツアーでも生かせそうだ。
「ショットもパットも悪いところがないが、結果が伴っていない感じ。めっちゃフラストレーションがたまった。全米女子に全部ぶつけてやろうと思う。とりあえず疲れたんで休みたい」
24日(火)にも香川県を拠点とする南秀樹コーチとパッティングを含めて最終確認した後、27日(金)に渡米。22位に終わった2019年大会以来の出場へ、この悔しさを力に変える。(千葉市緑区/玉木充)