宮里美香、夢叶わず6位タイ
2009/10/04 19:43
「日本女子オープン」最終日を2位に4打差の単独首位からスタートした宮里美香。10代最後の試合で、日米を通じたツアー初優勝を目指してティオフしたが、その道は険しかった。
「自分では緊張しているつもりは無かったけど、ショットが思うようにいかなくて、緊張しているのかなと感じた」という宮里。1番パー5でカラーから3パットのボギーとすると、2番ではグリーンを外して寄らず入らず。続く3番パー5では、3打目がグリーン手前のバンカーに捕まり、3mに寄せるも決めきれず、スタートから3連続のボギーとしてしまう。中盤は持ち直したが、結局この日はノーバーディ6ボギー。通算5アンダーの6位タイで4日間の戦いを終えた。
「大勢のギャラリーの方が『頑張れ』って言ってくれて、途中泣きそうになってしまいました」と宮里。「今まであんなに大勢のギャラリーの方から応援して頂いたことは無かったですから」と、温かい声援に言葉を詰まらせた。
「ショットの調子も上がってきてるし、あとは気持ちだと思うので、頑張りたいと思います。10代最後に良い経験が出来て、幸せだなと思います」という宮里。この後は、再び米ツアーでの戦いに戻る予定だ。