「自分の日じゃないと言えばすぐ終わるけど…」安田祐香は悔恨の念
2022/04/24 17:46
◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 最終日(24日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6447yd(パー71)
プロになって初めての最終日最終組から優勝争いを演じた安田祐香は「72」で回り、通算7アンダー3位。優勝スコアには5打足りなかった。
高橋彩華、木下彩とともに最終組でスタート。2人がスコアを落としていた前半でバーディを2つ奪って流れに乗った。それだけにサンデーバックナインのスコア「39」(パー36)に悔しさを込めて「優勝は論外」と言うしかなかった。
天候に恵まれた予選ラウンドと打って変わって最終日はあいにくの雨となった。レインウェアに袖を通すことでショットの感触は変わることもあるが、「最後に大きくミスしてしまいました」。17番(パー3)で引っ掛けるような球を打ってグリーン左奥ラフに落とし、ボギー。最終18番も1Wショットを左に曲げてダブルボギーをたたいた。
これまでも引っ掛けるような球は「出ていた」というが、今週に限ってはそれがなかっただけになおさら口惜しい。原因究明はできていないが、「自分の足りないところ、弱さが出てしまったのはすごく残念」と話した。「自分の日じゃないと言えばすぐ終わるけど…」。発する言葉に自分自身への怒りをにじませた。(静岡県伊東市/石井操)