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「泣くつもりはなかった」稲見萌寧が涙の賞金女王戴冠 ポイントランク1位は古江彩佳

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 最終日(28日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

賞金ランキング1位の稲見萌寧が最終戦を9位タイで終え、2番手の古江彩佳を振り切って初の賞金女王タイトルを手にした。22歳122日での達成は、上田桃子の21歳156日に次ぐ史上2番目の若さでの戴冠となった。東京五輪で銀メダルを獲得して5年シードが付与されている稲見は、今季メジャー1勝に加え、賞金ランキング1位で5年シード(10年以内の行使で適用開始年度から連続)を獲得した。

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1アンダー15位から出た最終日は出だし1番でバーディを先行。3番(パー4)で3オン3パットのダブルボギーとすると、続く4番も3パットを喫してボギー、6番もボギーとスコアを落とした。9番、10番の連続バーディで巻き返すなど、4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「73」と1つ落として通算イーブンパーでホールアウト。女王決着を2位から最終組で出た古江の成績に委ねる格好となった。

プロ2年目となる2020年は8月「AIG女子オープン」にも参戦。国内ツアーは10月「スタンレーレディス」で優勝した。シーズンが統合されて迎えた2021年の2戦目「明治安田生命レディス」で優勝すると11月「伊藤園レディス」までにさらに7勝を積み上げて、シーズン9勝をマークした。

5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」でツアー記録のツアー最少タイ記録「61」をマークしたほか、8月「東京五輪」では日本ゴルフ界初のメダリストとなるなど激動の一年を過ごした。

試合後に「想像以上にうまくいったことのほうが多くて、結果的にすごい充実した一年だったかな。自分がやる最低限のことはできたので、そこがクリアできたのが一番良かったなと思います」と振り返った稲見。賞金女王決定の瞬間は「泣くつもりはなかったんですが、目の前でコーチに泣かれてこらえきれなかった」と涙を見せた。

最終戦を3位タイで終えた古江はポイントレースの「メルセデス・ランキング」1位で締めくくり、3年シードを手にした。

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2021年 JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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