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「100点に近い」 古江彩佳が有言実行の首位発進

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 初日(25日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

最終組でティオフした賞金ランキング2位の古江彩佳が前半9ホールで大会最少ストローク記録(※)を更新する「29」をマークし、9バーディ、1ボギーの「64」でホールアウト。2016年大会の第3ラウンドで葭葉ルミが出したコースレコードに並ぶ8アンダーで滑り出した。

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出だしから126ydを30センチに寄せてバーディで発進し、3番では5mを沈めるなど「ショットもパットもうまくかみ合ったなという一日。100点に近い」。開幕前日には首位発進したいと口にしており、有言実行した形だ。ただ、バーディを先行したラウンドは「あまりうまくいかない(イメージが)強い」そうで、「怖かった」と吐露した。

賞金女王争いを演じる稲見萌寧との2サムとなった大会初日。目の前のプレーに集中する一方で「意識はあります」と思いをのぞかせた。今夏の東京五輪では日本勢2番手だった稲見を逆転できずに出場切符を逃したからこそ、「同じことの繰り返しはしたくない」。そう心に誓って臨んでいる。

逆転での戴冠には、最低でも単独2位に入るのが条件。2年連続2位となった大会のリベンジも込めて「うまくアンダーを狙っていければいいな」と意気込んだ。(宮崎県宮崎市/石井操)

(※)これまでの9ホールの大会最少ストロークは2018年のアン・ソンジュの「30」 だった

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