小祝さくらは賞金女王レース脱落 6戦ぶり予選落ち
2021/11/13 16:56
◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(13日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)
賞金ランキング3位の小祝さくらは1バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「76」。通算11オーバー84位で10月「日本女子オープン」以来、6戦ぶりの予選落ちを喫した。
「2日間でバーディがひとつしかなくて、本当に今週はチャンスが少なかった。ものすごく長く感じた1週間でした。アイアンとかウェッジショットがひどい状態。それ以外はそこまで悪くないので、そこだけをしっかりとまずは来週に向けて調整したい」
インコースからスタートして17番パー3でダブルボギー、7番パー3でもダブルボギーとショートホールで苦しんだ。この日のフェアウェイキープ率は93%(13/14)、パーオン率は67%(12/18)だった。
「本当にしょうがないかなって感じ。練習して気持ちを切り替えて調子も上げられればいいと思います」
賞金ランキングのトップを走る稲見萌寧とは約5310万円差。シーズンは次週の「大王製紙エリエールレディス」と続く「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を残すが優勝賞金はそれぞれ1800万円、3000万円だ。2連勝しても、初の賞金女王には届かないことが確定した。
2020-21年シーズンは20年9月「ゴルフ5レディス」で優勝。21年3月「Tポイント×ENEOSゴルフ」でシーズン3勝目を挙げ、賞金ランキングトップに浮上した。21年9月「ゴルフ5レディス」までの6カ月間、賞金トップを守ってきた。
目標だったタイトルを逃し「悔しい結果に終わってしまったが、実力なのでこれも。受け止めてしっかりと頑張りたい」と話した。(千葉県長南町/玉木充)