2021年 伊藤園レディス

稲見萌寧は単独首位にも「ショットはめちゃくちゃ悪い」

2021/11/13 17:44
腰痛を抱えながらも8バーディを奪った

◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(13日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

稲見萌寧がボギーなしの8バーディ「64」でプレー。通算10アンダーで単独首位に浮上した。「パターが入ってくれた。自分がプレーして感じていたよりもスコアが出た」と振り返った。

出だし1番では130ydから8Iで右手前6mにつけてバーディ発進。2度の3連続バーディを奪うなどパーオン率は89%(16/18)とショットが安定し、気分良くスコアを伸ばしていった。

それでも「きょうはショットがめちゃくちゃ調子悪くて。結果、いいところに(ボールが)あることもあるが、スイングに違和感があって。ピンに近かったりはしたが、実際のショットはあまりうまくいってない」と厳しい自己評価だった。

パットには及第点

この日は1歳上の勝みなみと同組でラウンド。「みなみさんとはお肌とか美容系のことを話していました」と笑顔。「痛み止めを飲んでいたのであまり気にはならなかった」と腰痛も気にならなかった。

賞金ランキング2位の古江彩佳に約396万円差をつけてトップを走る。

今大会を含めてシーズンは残り3戦で今季9勝目となれば、初の賞金女王に大きく前進するが、「そこに特別、目標を置いているわけじゃない」。まずは残り18ホールをトップで走り切る。(千葉県長南町/玉木充)

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