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今からでも緊張しちゃう… 渋野日向子は「全米女子」以来の最終日首位スタートへ

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 2日目(30日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6550yd(パー72)

黒から白へ。渋野日向子は前日の上下“黒”でそろえたウェアから、この日は一転して“純白”の長袖長ズボン姿で登場。「誰にも染まりませんよっていう“白”」とにやけたが、4アンダー「68」で通算7アンダーとしてペ・ソンウ(韓国)と並び、首位に立った。

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国内5勝の渋野だが、首位で最終日を迎えるのは2度目となる。前回は初優勝を飾った2019年「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で、くしくも首位に並んでいたのはペ・ソンウだった。

ショットは安定し、2日間でフェアウェイを外したのは1度だけ。パーオン率も77.8%(28/36)と全体2位につけている。警戒すべきはスティンプメーター12.5フィートに仕上げられた高速グリーンだが、「注意深くなる分、すごく冷静にできている」と3パットは1回もない。

この日は6番から3、4mのパットを立て続けに沈めて4連続バーディを奪取。「上りのパットは打ち切れていたし、フラットに近いラインはジャストタッチで打てていた。メリハリ良くできていた」とうなずいた。

12番(パー3)はティショットがピンに当たって左1.5mへ。これを沈めて一時は2位に4打差をつけたが、「4打差は全く知らなかったけど、上の方にいるのは分かっていた」という渋野。「伸ばしたい気持ちもあるけど、あまり欲をかくと3パットのオンパレードになっちゃうので、そこは抑えつつ…」と慎重なマネジメントで残りホールを消化していった。

ボギーとした15番(パー3)も、左手前に切られたピンに対して「奥につけると難しい。しっかり当たれば手前に乗るし、転がればピン横まで行く」というマネジメントで6Iを選択。「奥からパターするよりは寄せられる」とグリーン左に外したのも想定済みのミスだったが、1.2mに寄せたパットを決めきれず「ちょっと打ち過ぎ。リズムも自分が思ったのと違うストロークになったのはあそこくらい」と悔しがった。

それでも、首位の座はキープしている。「今からでも緊張しちゃう感じの位置。気にせずにやりたいけど、気にしちゃう」とぶっちゃけたが、海外に目を向ければ、直近では2020年「全米女子オープン」で最終日に首位から出ている。「全米女子は比較にならないくらい緊張した。あのときに比べたら、落ち着いてできるかな」と、あの悔しさを糧に変えるときがやって来た。(埼玉県飯能市/今岡涼太)

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2021年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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