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渋野日向子は強風に負けず 今年ベストの3位発進

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(29日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6550yd(パー72)

「朝からかなりギャラリーがいて、金曜日とは思えなかった」と振り返ったのは、上下黒のタイトウェアに身を包んだ渋野日向子。木々の梢を大きく揺らす強風が吹いた初日、勝みなみ西郷真央とのペアリングには多くのギャラリーが付き添った。

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前半6番まではバーディとボギーが3つずつ入り乱れ、7番でようやくこの日初めてのパーが来た。8番(パー3)は左奥に切られた159yd先のピンに対して6Iを握ると、放たれた白球は軽いドローの放物線を描きながら、ピンに向かって飛んでいった。

昨年はホールインワンを出しながらも、予選落ちをした因縁のホール。「(ピンの)奥には行かないでくれ」と思いつつ、心の中ではちょっぴり警戒音も鳴っていた。「やめてとは思いましたね」。ピン手前1mに止まってなんなくバーディとしたものの、「危なかったです」といたずらっぽく目を細めた。

後半は一転、ノーボギーでバーディが2つ。強風への対応は「打ち急がないように。切り返しで早くならないように」という一点のみ。「前半は風に負けて外れるショットもあったけど、後半は12番以外ほぼ耐えられた。距離感も合っていたし、全体的には良かったかな」と3アンダーにまとめて、今年ベストとなる1打差3位の好スタートとした。

そのグリーンを外した12番は、刈り込まれたフェアウェイから約6ydのアプローチを54度のウェッジを使って、2クッションさせてピタリと寄せた。「全英ではショートサイドに外したときにパターを使いたくなかったので、ウェッジ4本をいろいろ試しながら練習していた。それが生きた」と胸を張った。

最終18番(パー5)も、残り25ydのアプローチを58度で50cmにきっちり寄せてバーディフィニッシュ。「あしたにつながる」という言葉を残し、日没までのわずかな時間を惜しむように練習場へと向かっていった。(埼玉県飯能市/今岡涼太)

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2021年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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