2021年 マスターズGCレディース

全てをなんとかしたい…渋野日向子は今季ワースト「78」

2021/10/21 17:04
渋野日向子はまさかの「78」

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日(21日)◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72)

「悔しいです。めっちゃ悔しいし、何やっていたのかなっていう一日でした。全体的に本当に良くなかった」と渋野日向子は思わず、下を向いた。

この日は1バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「78」。前半インコースを1オーバーで折り返すと、後半3番で5mのバーディパットが傾斜もあり10m近くオーバー。ダブルボギーをたたいた。続く4番(パー3)はボギーを喫し、今季ワーストのスコアとなった。

「一番はやっぱり、パッティングで足を引っ張ってしまった感があった。ここ何試合かはパッティングに助けられていたところがあったんですが、入らなくなった途端にショットも悪くなるし、すごく流れも悪くなるっていうのが分かった一日だった」

好調を維持してきた中で、大きく出遅れた

6オーバーで、今季ワーストとなる99位タイ。直近の全5戦でトップ10入り(優勝1度)と好調だっただけに、まさかの滑り出しとなった。

しかし、2019年「KKT杯バンテリンレディス」では初日「81」をたたいて106位発進も、「66」「68」と挽回して20位で終えたこともある。

「もう全部どうにかしないとっていう内容だったので、とりあえず全てをなんとかしたいなと思います」。12月2日からは2022年の米女子ツアー出場権をかけた予選会(米アラバマ州)に挑むだけに、早めの修正を誓った。(兵庫県三木市/玉木充)

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