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渋野日向子 ボギーなしの5アンダーも「気持ち悪い感じ」

◇国内女子◇富士通レディース 初日(15日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)

前週4人によるプレーオフを制して今季初優勝した渋野日向子はボギーなしの5バーディ「67」で回り、トップと4打差の5アンダー5位と上々のスタートを切った。それでも、この日のプレーを振り返ると「スタートダッシュとしては良い結果だと思うけど、内容的にはショットの安定感が欠けたかなと思うところもあって、すごい気持ち悪い感じ」と複雑な表情を浮かべた

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ラウンド前の練習から「10ydくらい落ちているというか、全然当たらない」と不満を募らせた1Wショットをはじめ、距離感が合わないと感じていた。バーディとした前半2番も、「125~6ydで計算していた」という8Iの抑え気味のショットが119ydほどしか飛ばず、3mを沈めたものだった。

「今日はちょっと合わないだろうなって感じでずっと回っていた。自分の打った感触ではすごく飛んでないなというのが多かった」。今週は石川遼イ・ボミらのバッグも担いできた経験豊富な佐藤賢和キャディとのタッグ。「ラフのフライヤーの見分け方とか、風の計算とか、相談できるのですごく心強いです」と要所で相棒に頼りながらスコアをまとめた。

インサイド気味の低めに入っていたというトップの位置を修正ポイントに挙げる。「右に振り抜いて当たらない感じのボールが出ていたので、まずは右肩を下げないような打ち方をする練習」と思考を巡らせた。

開幕前には「ない」と言い切っていた2週連続優勝への意識。「今のところは考えてないけど、狙えない位置じゃないし、明日も淡々とゴルフが出来て、最終日をいい位置で迎えられるってなると、また変わってくるのかな。明日はもう少し気持ち悪さのないゴルフをしたい」。冷静に次の18ホールを見据えた。(千葉市緑区/石井操)

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2021年 富士通レディース 2021



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