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「雨雲の隙間があって…」 女子OPいったんスタートの判断でJGA幹部

2021/10/01 18:15

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技(1日)◇烏山城CC(栃木県)◇6550yd(パー71)

台風16号の影響で雨が降り続く中、開始した2日目の競技が一転して中止に追い込まれたナショナルオープン。主催する日本ゴルフ協会(JGA)の山中博史・専務理事は「何とか72ホールを日曜日中に終わるようにしたいと考えた」と説明した。

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競技開始前に数人の選手からスタートへの問い合わせがあったが、山中氏は雨雲レーダーの状況から「雲の隙間、隙間があった状況でもあり、1ホールでも消化できるのはないか、日曜日中の72ホール完遂に向けてベストを尽くしたい」と考え、当初予定から2時間15分遅れの午前9時に競技を開始する判断をしたという。

しかし「バンカーなどに雨がたまり始めたのと、2カ所用意している練習場のうちの1つの打席がほとんど使えない状況になった。練習場に選手が集中して、練習時間を確保できない状況も判断材料になった」と午前10時6分に中止。最終ラウンドを4日に順延し、大会として24年ぶりの月曜決着を決めた。

「雨雲レーダーが数分おきに変わる中で、9時の段階で決めた判断は結果として、思った通りにはならなかった。責任はもちろん我々にある。最終的にきょうの競技継続は無理だと判断した」と陳謝した。

この日は922人のギャラリーが来場したが、JGAはチケットの払い戻しを行う。最終ラウンドの入場券は「改めて販売する」とし、一枚5000円で売り出す準備を進めている。

また、最終ラウンドのテレビ放送についてNHKと調整を続けているという。(栃木県那須烏山市/石井操)

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