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渋野日向子に衝撃「え!やばっ!」 母校の後輩が逆転V

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(25日)◇利府GC (宮城)◇6591yd(パー72)

「え! やばっ! 衝撃! やる気出た」とこの日の会見終了後に渋野日向子が歓喜の声をあげた。1時間前に母校である岡山県作陽高の後輩、石川怜奈が下部ツアー「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」で2打差を逆転して優勝。日頃からかわいがっている後輩の下部ツアー2勝目を知らされると笑顔を見せた。

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前日、男子下部ツアーで3勝目を挙げた19歳の久常涼も後輩にあたる。渋野も負けてはいられない。この日はボギーなしの2バーディ「70」でプレーし、前週「住友生命 Vitality レディス 東海クラシック」初日(2日目は台風で中止)の後半15番から58ホール連続でノーボギーを貫いた。

前半8番と18番の2つのパー5でバーディを奪ったが、ピンチもあった。9番での2mのパーパットに加えて、14番(パー5)では7mのバーディパットを2mオーバーしたものの返しを冷静に沈めたもの。

「きょうは本当にパターが散々でしたね。距離感も合ってなくて、チャンスも外してしまった。その分、微妙なパーパットが入ってくれてよかった。ちょっと悔いが残るラウンドだったかな。パターでかなり損した感じ」

首位の西村優菜とは7打差の通算6アンダー5位。ツアー5勝目には厳しい状況だが、「精度を上げてプレーしたい。今の位置より(順位を)下げないように、悔いの残らないプレーをしたい」と最終日を見据えた。(宮城県利府町/玉木充)

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