2021年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン

ウッズ並みの睡眠を 初Vへ植竹希望は「抱き枕」が味方

2021/09/23 15:11
前週は悔しい敗戦だったが、気持ちはもう切り替えた

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前(23日)◇利府GC (宮城)◇6591yd(パー72)

「きのう13時間ぐらい寝てスッキリしました。きのう、おとといとしんどかったですが、爆睡しました」

全国各地を転戦するプロゴルフのツアー生活。23歳の植竹希望にとっても、疲れの解消は上位進出へ大事なポイントだ。

タイガー・ウッズが毎日10時間ぐらい睡眠を取るというのを記事かなんかで見たので、そこから極力10時間近く寝るように頑張っている」

米ツアー歴代1位となる82勝のレジェンドにならえと、手放せないのが7月29日の誕生日にもらった抱き枕だ。寝相も悪く、クイーンサイズのベッドでないと転がり落ちることもあるという。

「L時型の枕で、頭を乗せる部分が寝違えないようにへこんでいる。きれいに頭をはめ込めるようになっている。寝相も少しマシになった。足と頭が反対に起きることもなくなったし、助かっています」と笑顔を見せた。

パット練習も念入りに

前日はマッサージを受けて、夕食を終えると午後6時過ぎにはベッドに入り、午前7時まで快眠を貫いた。

前週は、首位に立っていた最終日最終18番でティショットを池に入れて2位。それでも悔し涙で枕を濡らすことなく、きっちりと気持ちを切り替えた。

「最終ホール以外は自分の中で良いゴルフができた。全く同じミスをすることはないが、最終日だけは気をつけたい。出ている試合は全試合勝ちたい」。ツアー初優勝へ期待も高まる。(宮城県利府町/玉木充)

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